今年もXgamesが2023年5月12日から3日間,
千葉のZOZOマリンスタジアムで
開催されることが決まりました。
最近よく耳にするエックスゲームズとは
何なのでしょう。
エックスゲームズを
初めて聞いた皆さんにも
楽しんで観戦してもらえるように
説明していきますね。
エックスゲームズ(XGames)とは
エックスゲームズとは
エクストリームスポーツを集めて
夏季大会のSummer X Games、冬季大会Winter X Games の年2回開催される
スポーツ競技大会です。
特に冬の大会では同時期に行われる
国際スキー連盟主催のスノーボード・ワールドカップや
フリースタイルスキー・ワールドカップを欠場して
エックスゲームズに出場する選手もいるほど注目度の高い大会になっていて
競技によってはX gamegaが
最高位の格付けとみなされています。
開催地は2,3年ごとに変更され、競技種目も年々変化していっています。
そして何より、年々、日本での注目度もアップしています。
エクストリームスポーツ(extreme sports)とは
エクストリームスポーツとは、
速さや高さ、危険さや華麗さなどの
【過激なextreme】要素を持った、
離れ業をうりとするスポーツの総称で
アクションスポーツ(action sports)とも呼ばれたり
Xスポーツと略されることもあります。
ただ、エクストリームスポーツの定義はとても曖昧で
過激なスポーツであれば全て当てはめることができる訳ではありません。
普通のスポーツとの境界線は
危険度や興奮を生み出す力と同じくらい
マーケテイング展開が合わせて重要とされています。
後から触れる
エックスゲームズの楽しみ方に繋がるのですが、
エクストリームスポーツはスポーツとしての側面と同様に
ファッションや音楽といった若者文化との関連性を
強調されているものが多いです。
主催者は?
アメリカのケーブルテレビネットワークであるESPNによって開催されます。
ESPNとはアメリカのスポーツ専門チャンネルで
衛生およびケーブルテレビでチャンネルを提供している
ウォルト・ディズニー・カンパニーと
ハーストコミュニケーションが出資している会社です。
ESPNとは旧社名のEntertainment and Sports Proguramming Networkの
頭文字をとったものです。
ウォルト・ディズニー・カンパニーが出資していると聞くだけで
なるほど、エックスゲームズの賞金額が大きいことに納得できますね。
この賞金も選手たちのモチベーションを上げていることは確かです。
参加資格は?
参加資格と言うより
招待されなければ出れないといった感じです。
公式ページでも
オリンピック・世界選手権のメダリストら、
選び抜かれた選手のみが参加を許されているのです。
と記載されています。
種目は?
BMX モトX ラリー スケートボード サーフィン スポーツクライミング等
スキー チェアスキー スノーボード スノーモービル等
が挙げられますが
種目は年々変化しています。
上記のような過激なスポーツをエクストリームスポーツと呼びますが、
エックスゲームズでは
エクストリームスポーツの他にもサバイバルゲームやエクストリーム囲碁といった
個性豊かな種類の競技が行われています。
初めてエックスゲームズを見る時の楽しみ方
エックスゲームズは
オリンピックや世界選手権とは雰囲気が違います。
競技と言う点では同じですが、
まさにエクストリームスポーツと言うスポーツなので観客も選手も
テンションが高いですよね。
エックスゲームズの醍醐味は高額な賞金です。
個人プレイも多いエクストリームスポーツなので
エックスゲームズのメダリストになれば
スポンサー契約が結ばれたり、賞金を得られたりする訳で
選手たちにとっては願ってもないチャンスがあるのです。
まずは大会の雰囲気を楽しみましょう。
ピリピリとした緊張感とは違い
オリジナリティーがあり
その選手にしかできない技を観客に見せつけるようなプレイに
感動してしまいます。
選手の個性を応援しましょう
エックスゲームズの優勝者でもある
スノーボードのハーフパイプの平野歩夢選手の言葉ですが、
周りが何をしているのかではなく
自分が何をしたいのかを
常に意識している
といっていました。
エックスゲームズでは選手のオリジナリティーを発見して応援することが
見ている側も心を打たれるし
選手の励みになるのではないかなと思っています。
そして、応援する時に忘れてはいけないのが、
選手たちの個性あふれるファッションです。
選手たちの個性あふれるファッションを楽しみましょう
選手たちが繰り出すオリジナリティー溢れるパフォーマンスで
得点を稼ぐわけですが
観客はファッションにも興味津々です。
エックスゲームズに出場する選手には
大きなスポンサー企業がついていたりすることがあるので
最新のストリートファッションが見れたり
個性豊かな選手たちのセンスが垣間見れたりします。
オリジナリティーがあるアメリカ発祥のスポーツならではかもしれません。
日本人選手のこれまでの活躍
Summer X Games
1999年XgamesⅤ
- インラインスケートのヴァート競技に安床武士が史上最年少の11歳6か月で初出場を果たす。この記録は現在も破られていない。
- インラインスケートの女子ヴァート競技で川崎鮎美が、同男子で安床栄人が、女子ストリートでは矢部さやかがそれぞれ初優勝。
2000年XgamesⅥ
- インラインスケートのヴァート競技で安床栄人、安床武士が初の1.2フィニッシュ。兄弟の1.2フィニッシュは歴史上初。
2002年XgamesⅧ
- インラインスケートのヴァート競技に安床武士が初優勝。
2003年XgamesⅨ
- インラインスケートのヴァート競技で安床栄人、安床武士が2度目の1.2フィニッシュ。
2016年Xgames
- スケートボードパークで中村貴咲が優勝。
2017年Xgames
- スケートボードヴァートで芝田元が優勝
2018年Xgames
- スケートボードストリート女子で西村碧莉が優勝
2019年
- スケートボードストリートで堀米優斗が優勝 3位 白井空良
- BMXのパーク 中村輪夢が2位
- スケートボードパーク女子で岡本碧優が優勝 2位 開心那
2022年Xgames Japan Chiba 2022
- 男子スケートボードヴァート芝田元 2位
- 男子スケートボードストリート 1位 堀米優斗 2位 池田大暉 3位 白井空良
- 女子スケートボードパーク 1位 四十住さくら 2位 開心那 3位 手塚まみ
- BMX フラットランド 1位 早川起生
Winter Xgames
2001年Winter XgamesⅤ
- ウルトラクロスで瀧澤宏臣が優勝
2008年Winter XgamesⅦ
- スノーボードスーパーパイプで青野令が優勝
2010年Winter XgamesⅩⅣ
- スノーボードスーパーパイプで国母和宏が3位
2012年Winter XgamesⅩⅥ
- スノーボードスーパーパイプで青野令が3位
2013年Winter XgamesⅩⅦ
- スノーボードスーパーパイプで平野歩夢が準優勝
2014年Winter XgamesⅩⅧ
- スノーボードビッグエアで角野友基が準優勝
2015年Winter XgamesⅩⅨ
- スキースーパーパイプで小野塚彩那が準優勝
- スノーボードスーパーパイプで平岡卓が準優勝
- スノーボードビッグエアで角野友基が3位
2016年Winter XgamesⅩⅩ
- スキースーパーパイプで小野塚彩那が準優勝
- スノーボードビッグエアで角野友基が3位
2016年Xgames Oslo
- スノーボードハーフパイプで平野歩夢が優勝
- スノーボードビッグエアで角野友基が優勝
- スキースーパーパイプで小野塚彩那が3位
2018年Winter Xgames Oslo
- スノーボードビッグエア女子で村瀬心椛が優勝
- スノーボードビッグエアで大塚健が優勝
2020年Winter Xgames Aspen
- スノーボードビッグエア女子で鬼塚雅が優勝 2位村瀬心椛 3位岩淵麗羅
- スノーボードスーパーパイプで戸塚優斗が準優勝
- スノーボードスーパーパイプ女子で今井胡桃が準優勝 3位が松本遥奈
- スノーボードスロープスタイルで村瀬心椛3位
2021年Winter Xgames
- スノーボードハーフパイプで戸塚優斗が優勝 平野流果佳が3位
- スノーボードビッグエア女子で鬼塚雅が準優勝
2022年Winter Xgames
- スノーボードハーフパイプで平野歩夢が準優勝 平野海祝が3位
最近エックスゲームズが話題になる理由
日本人選手がとても優秀なのがわかりますよね。
東京オリンピックでスケートボードで
生きていけることを知り 驚いた方もいたかもしれません。
子供のころから夢を持ち真剣に取り組める環境が
どんどん取り入れられていますよね。
Xgamesは日本人には無理しないとついていけないような雰囲気かな?
と、思いきや
今は日本でも個々のスタイルが尊重されつつあります。
エックスゲームズは優勝賞金が魅力的であると言われている所も
幼い子たちが夢に挑める背景だと思います。
スノーボードハーフパイプの平野歩夢選手は
小学生の時からスポンサーが付き
今では世界で活躍する選手になりました。
Xgamesこれからも たくさんの日本人選手が参加して
見ている私たちや 子供たちに夢をあたえてくれるでしょう。
まとめ
エックスゲームズはエクストリームスポーツの祭典です。
いつもより少し肩の力を抜いて
選手にエールを送りながら観戦してください。